ニキビに効くサプリとは？
ストレスはニキビの大敵？
思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビとでは、原因に大きな違いがあるといいます。いずれも、皮脂が過剰に分泌されるなどで毛穴が詰まって炎症を起こすのですが、その原因となることに違いがあるのです。
大人ニキビの場合、皮脂が過剰に分泌されるよりも、疲れやストレス、食生活や生活習慣の乱れから新陳代謝が悪くなって毛穴が詰まってしまう場合が多いようです。
特に、ストレスをためると、体のあちこちに悪影響を与えます。極度にストレスがたまると、体に緊張が起こり、血液の流れが悪くなります。そのことから、血流活性効果のあるジヒドテストステロンといわれる男性ホルモンの分泌量が多くなってしまうのです。
男性ホルモンは皮脂の分泌を高めてしまうことになり、ニキビを発生しやすくなります。過度のストレスがかかると、ホルモンバランスが崩れてニキビを生んでしまうのです。
ストレスから発生したニキビは、悪循環になりやすいともいわれています。ニキビが出来たことでさらにストレスを生み、ストレスがストレスを生むということが延々と繰り返されてしまうのです。こうなると、いつまでもニキビも治らないという状況になります。
このような状況を改善するには、まずニキビをどうにかするというよりも、ストレスを解消する方法を見つけることが大切です。
趣味の時間を作るようにしたり、軽い運動でストレスを発散したりするとよいでしょう。面白いテレビや映画などで、笑ったりするのもストレス発散には良いといいます。自分に合ったストレス解消を探して、こまめにストレスをなくしていけば、ニキビだけでなく体全体が健康になっていくでしょう。
ニキビは顔ダニにも注意が必要
ニキビができる原因として最も代表的なのが、思春期の活発な皮脂分泌です。大人になってからも皮脂の過剰分泌はニキビの大きな原因となりますが、ストレスや疲労、生活習慣の乱れなども関わってきます。また、毛穴に皮脂や角栓が詰まる以外にも、顔ダニという微生物が原因でニキビが起こることがあります。
顔ダニとは、頭部の皮脂腺や毛根に寄生する毛包虫です。余分な皮脂を食べてくれて皮脂の調整をしてくれる無害な生物なのですが、目に見えないところで皮膚上にそんな生物がいるのは驚きですね。顔ダニは、赤ちゃん以外の97％の人に寄生しているといわれています。ある意味、誰にでもついている虫なので安心してください。
顔ダニのえさとなるのは、皮脂です。肌が弱っていたり、化粧品のすすぎ残し、皮脂の分泌率が多いときには、大量に繁殖してしまいます。顔ダニがニキビの原因となっているときは、洗顔などで洗い流して解決というわけにはいきません。
顔ダニを駆除しようと思ったら、皮膚科で治療を受けるのが一番です。皮膚科の治療では、顔ダニに有効な硫黄を含んだ軟膏や専用の器具での駆除が可能です。有効なクリームを処方してくれる病院もあり、自己判断で対策するよりはすぐに病院で相談したほうがよさそうです。
また、顔ダニを繁殖させないように、化粧品をつけたらしっかり洗い落とす、正しい洗顔を行うなどの注意が必要です。清潔な肌を保つように努力することが、不可欠です。
- (2015/07/02)東洋の恵みを更新しました